ワタシは夫と夜中までべらべらと喋っていることがたまにあるんです。
夫は飲んべえなので日本酒やらウィスキーやら何かしら呑んでます。
ワタシは家呑みするほどお酒が好きなワケじゃないので、大抵珈琲を飲んでます。
子どものことやら、学生時代の思い出話や仕事のグチ、或いはそれに付随した教育問題だとか医療問題だとか。大概、自分の言いたいことを喋る時は熱心で、相手の熱が入っている時は眠そうにしている、というのが常だったりするのだけど(笑)
最近、そこに遠藤憲一さんについて語る、という新しいジャンルが増えました。
夫も遠藤憲一さんのファンなのでありまする。^^
そういえば、まるで麻疹にかかったような今のワタシの姿を見かねたのだとは思うけれど、エンケンさんの話をしていると「ご主人は嫌がらないの?」と何人かに聞かれたことがあります。ワタシ的にはとっても不思議な質問だったんですけど、どうして、スターに憧れると連れ合いが嫌がるんでしょ?
たとえば、ワタシが彼の追っかけを始めて、家族をほっぽりだして遊び回っているとかならわかるんですけど。
ワタシがどんなに「エンケンさんが素敵なの」と目をハートにして語っていたところで、別に何が起きるわけでもないっしょ? うーん。夫婦って、そこまで気になるものなんでしょーか。
ちなみに、夫は竹内結子さんやりょうちゃんのファンですが、ワタシ的には何も気になりませんな。
ま、そんなことはどうでもいいですね。
エンケンさんです。
夫が言います。
pothosちゃんは、ホント、おじさんが好きだね。と。
おいこら。
と、今までは思っていたんですけどね。ま、イイコトにしときます。ええ、オジサン好きですとも。若い情熱よりも、経験を重ねた人間の渋さってのに惹かれますんで。
どこがそんなに好きなの? と夫が聞くので、今のワタシはモチロン「全部」と答えます。目をハートにして。^^
(笑)
そんなワタシを夫は苦笑しながら見てるわけですが、夫曰く、男から見たエンケンさんも実にカッコイイのだそうな。
強い男はたくさんいる。
でも、弱さを見せられる男は、もっとカッコイイ。
のだそうです。
これは分かるような気がしました。
ワタシ、基本的には手の掛かるオトコは苦手です。「バカだけどカワイイ」というのは、ワタシにはよくわからん。
でも、夫の言う、エンケンさんの弱さってのはそれとは違うと思うのです。
役者さん相手に、文字情報を探してどーする! とは思いますが、ワタシ自身の嗜好としてどうしても欲しくなる文字情報。なので、ここのところ、古い雑誌を手に入れてはインタビュー記事を読んでいるのですが、そこに「強面」のエンケンさんは一度も登場しませんでした。
インタビュー記事が「素」のエンケンさんなのかどうか、役者さんの事なので確信は持てませんけど、
でも、ワタシが幾つか読んだ記事から受ける印象は「
飾らない人」でした。
弱さも強さも飾ることのない人。
自分の弱さを晒すことができて、しかも、そこに衒いがないと言いますか。
それって、実はある意味、強くないとできないんですよね。
顔がコワイから好きなわけじゃないんです。って、いえ、お顔も好きですけどね、モチロン。
弱さを弱さとして表現できるからこそ、強さがより際立つ。
エンケンさんの魅力のひとつは、そこじゃないかとワタシは思っているのですが、いかがでしょ。
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